カテゴリー:過去の連載
-
コロナ第5波の兆候が見える中で、菅政権は五輪開催を強行しようとしている。政府と組織委は、アスリートの行動規範を定めたプレイブックを策定し、アスリートは定められた宿泊施設(ホストタウン)と選手村、競技場以外には外出せず、国民と接する機会はないから安全だと主張している。
「陰性証明…
-
作家、トレジャーハンター 八重野 充弘
アメリカのフロリダ半島は宝探しの聖地といわれる。大西洋に面する東海岸では、沖合に沈む船から流失して打ち上げられた金貨や銀貨が見つかるからだ。
16世紀から19世紀初頭にかけて、中南米を統治したスペインは、現地で採掘した金銀宝石を本国に届…
-
最近様々な媒体で話題になっているのが、日本側から五輪中止を言い出した場合に、IOC(国際オリンピック委員会)から違約金や賠償金が請求されるのではないか、という議論である。だが、そもそも違約金と賠償金は意味が大きく異なるので、その違いから解説しよう。
開催都市契約書で見る「違約金…
-
海外観光客の受け入れ断念「五輪もどき」は中止すべき
3月20日、世界的なコロナパンデミックの影響を受け、ついに東京五輪の海外観光客受け入れ断念が発表された。橋本聖子組織委会長は「全く新しい形の五輪になる」などと述べ、国内観光客の受け入れ割合についても4月中に発表するとした(その…
-
作家、トレジャーハンター 八重野 充弘
埋蔵金伝説はいくつかにパターン分けできる。数の多い順に、○○長者の遺宝、敗軍の将の再興資金、江戸時代の豪商の隠し財産と続き、その次あたりにランクされるのが、太平洋戦争の最中か終戦直後に、旧日本軍が海外から持ち込み処分に困って隠したものだ。…
-
作家、トレジャーハンター 八重野 充弘
スチーブンソンの名作『宝島』のモデルは、17世紀末に実在した海賊ウィリアム・キッドだ。彼は奪った財宝を一時的に最寄りの島に隠す習癖があり、北アメリカの大西洋岸の複数の場所で、それらしいものが見つかっている。しかし、キッドの財宝が日本の宝島…
-
今年7月に開催予定の東京五輪は、すでに国民の支持を失っている。毎日新聞が3月13日に実施した世論調査では、「予定通り開催すべきだ」は僅か9%にとどまり、「海外からの観客は入れずに開催すべきだ」が21%、「国内の観客も入れず無観客で開催すべきだ」は15%、「中止すべきだ」との答えが…
-
少し前まで「日本三大埋蔵金」といわれる伝説があった。徳川幕府の埋蔵金、太閤秀吉の黄金、奥州藤原氏にルーツをもつ結城氏の財宝だ。
このうち秀吉の黄金は、最近マニアの間では除外されつつある。探索者が途絶えたことと、残された文書は、多田銀銅山(兵庫県猪名川町)に鉱物資源の埋蔵量がたっ…
-
新型コロナ感染拡大に関して、未だ収束の目途が立たない中、世の中全体が暗い雰囲気に包まれています。そうした中で「たまには日々の診療を忘れ、明るくなるような記事を読みたい」という要望が届きました。そこで、作家でトレジャーハンターの八重野充弘氏による「夢とロマンの宝探し」の連載を毎月1…
-
国立科学博物館・標本資料センター長
分子生物多様性研究資料センター長
真鍋 真
この連載の最終回は新年号でカラーの紙面になるので、華やかにしたいと連載開始時の半年前から楽しみにして来た。
恐竜の段階ですでに羽毛が進化していたことがわかったのが1996年。恐竜の羽毛はフリー…
ページ上部へ戻る
Copyright © 大阪府保険医協会 All rights reserved.