カテゴリー:保険医新聞掲載
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作家寄席集め 第46回 石原 慎太郎/恩田雅和
一橋大学在学中「太陽の季節」を発表、若者たちの奔放な生態を描いて芥川賞を受けた石原慎太郎(1932~2022)は、娯楽小説、サスペンス小説などの分野で作家活動するとともに、三十代半ばからは政治家としての足跡も記しました。
石原は…
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作家寄席集め 第45回 松崎 天民/恩田雅和
新聞記者として大逆事件などを取材したほか底辺の女たちをルポして小説化するなどした型破りのジャーナリストが、明治大正昭和にわたって活躍しました。
岡山県生まれの松崎天民(1878~1934)がその人で、一家破産して京阪を流浪した後、…
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作家寄席集め 第44回 瀬戸内 寂聴/恩田雅和
恋愛小説や伝記小説を発表して人気を集めた作家で僧侶の瀬戸内寂聴(1922~2021)は、自立した女性の先駆者として99歳の天寿を全うしました。
寂聴の作家的原点となったのは1962年に雑誌掲載された短編小説「夏の終り」で、彼女が…
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国・府の新たな取り扱いが示されるも、現場からは「混乱」の声多数
医師の判断による「疑似症患者」は届出で公費対象に
1月28日に、大阪府は「新型コロナウイルス感染症の感染急拡大時の外来診療に係る大阪府の対応について」を発出しました。これは厚労省事務連絡「新型コロナウイルス感染症…
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●濃厚接触者の待機期間:
・原則、待機期間は7日間。8日目に解除が可能。
※10日間が経過するまでは、検温など自身による健康状態の確認や、リスクの高い場所の利用や会食等を避けること、マスクを着用すること等の感染対策を行うこと。
⇒ただし【社会機能維持者(医療従事者を含…
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作家寄席集め 第43回 古井 由吉/恩田雅和
随想風かつ私小説風な様相を呈しながら非現実的で幻想的な小説作品を多く残した古井由吉(1937~2020)は、人間の内面を見つめる「内向の世代」の代表的な作家と目されました。
その古井が1999年6月に短編「犬の道」(連作集『聖耳』…
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税理士 上野 精一
[caption id="attachment_10811" align="alignright" width="148"] 大阪保険医新聞 2022年2月5日号 7面[/caption]
電子取引の電磁的保存制度の義務化
電子帳簿保存法…
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最終回となる今回は実際にデータを収集し、分析を行う際に必要になる統計モデルについて紹介します。
新規の治療法と従来の治療法による効果を比較したい場合、最も優れた研究デザインは無作為化比較試験ですが、その前段階として、過去に蓄積されたデータベースを用いて、観察研究として検討するこ…
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今年もいよいよ師走を迎えて、やたらと気忙しく感じる日々。ぐっと冬の寒さが押し寄せて、今年もやり残したことはないかと想いをめぐらせます。
ふと、奈良が恋しくなりました。落ち着いた古都の街並みや、深い歴史をたどる社寺の趣。冬ざれた風情が、よりいっそう沁み入ります。なかでもよく訪…
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保険診療 虫めがね No.73
今回は画像診断機器の共同利用、「画診共同」について取り上げます。
「患者を近くの病院に紹介してCTを撮ってもらったが、どのように算定するのか」といったお問い合わせが協会に多く寄せられています。
以下の2通りの算定方法が想定されますが、どちらの…
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