カテゴリー:医療情報
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5月8日以降のコロナ診療に関する主な特例(入院外)
厚労省は3月17日・31日及び4月6日に事務連絡を発出し、新型コロナウイルス感染症(以下「新型コロナ」)の感染症法上の位置づけの変更に伴う特例の変更等を明確化しました。大きく4点を紹介します。 従前の「臨時的な取扱い」は廃止に コロナ関連医療費は原則自己負担 電話… -
「画像診断機器の共同利用」他院との連携時の留意点
保険診療 虫めがね No.73 今回は画像診断機器の共同利用、「画診共同」について取り上げます。 「患者を近くの病院に紹介してCTを撮ってもらったが、どのように算定するのか」といったお問い合わせが協会に多く寄せられています。 以下の2通りの算定方法が想定されますが、どちらの… -
外来後発医薬品使用体制加算等で特例 「供給停止品目」の算出除外が可能に
保険診療 虫めがね No.71 後発医薬品の製造販売業者が業務停止命令を受けたことなどに伴い、後発品の供給停止、出荷調整等が発生しています。その影響により、外来後発医薬品使用体制加算等の施設基準が満たせなくなるとの声が寄せられていましたが、9月21日に厚生労働省より施設基準を一… -
令和3年度の適時調査(病院)「自己点検」として実施
保険診療 虫めがね No.70 病院を対象に3年に1度のペースで実施されている適時調査(臨場)が、本年度は新型コロナ感染症の感染拡大の影響もあり、立ち入り方式では実施されません。代わりに「自己点検」が実施されます。 厚生労働省が指定する「重点施設基準」について、届出要件を満た… -
新型コロナに適用される公費負担医療28について
保険診療 虫めがね No.65 新型コロナ感染症の診療、検査に関して会員医療機関より患者負担についてのご相談が寄せられています。コロナ感染症に関する3つの公費制度はいずれも法別番号「28」が割り振られていますが、今回は宿泊療養・自宅療養における公費負担医療を中心に概要を確認しま… -
【緊急特集】パンデミック「スペインかぜ」から100年「歴史から何を教訓にし、何に対峙すべきか」
パンデミックが明らかにした課題 構造的暴力から脱却した新たな社会へ [caption id="attachment_8655" align="alignleft" width="158"] 京都大学人文科学研究所 准教授藤 藤原ふじわら 辰史たつし 氏[/cap… -
「新型コロナ」第一波を教訓に活かす
第二波に対応できる柔軟な体制を構築すべき [caption id="attachment_8610" align="alignleft" width="155"] 大阪大学医学部附属病院 感染制御部 部長 朝野ともの 和典かずのり 氏[/caption] 新型… -
統合・独法化された大阪健康安全基盤研究所「PCR」など感染症部門の更なる充実を
感染リスク分散の観点から研究所の一元化は不要 [caption id="attachment_8467" align="alignleft" width="139"] 大阪健康安全基盤研究所 職員労働組合執行委員長 川畑 拓也 氏[/caption] 国内でのPC… -
結核が作った〝日本の公衆衛生〟保健所解体は不十分な議論で進められた
[caption id="attachment_8415" align="alignright" width="159"] 関西大学 社会安全学部教授 高鳥毛たかとりげ 敏雄としお 氏[/caption] 新型コロナウイルスの感染拡大を契機に、公衆衛生の重要性が改めて指摘さ…