カテゴリー:インタビュー
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保険者も「保険証廃止」に反対(国保組合へインタビュー実施)
〝帰属意識〟低下と誤解による申請漏れ懸念 現在政府は健康保険証を来年秋には廃止しようとしています。本紙でも保健証廃止の問題点について医療者の目線で何度も取り上げてきましたが、今回は保険者側の思いについても取り上げるため、ある国保組合にインタビュー取材を行いました。なお、希望によ… -
インタビュー「保健師が多いとコロナ罹患率は低下」
[caption id="attachment_11339" align="alignright" width="96"] 大阪保険医新聞 2022年6月5日号[/caption] 5月10日に奈良県立医科大学県民健康増進支援センターの研究グループが「人口当たりの保健師数が… -
「RSウイルス」園内感染の深刻な実態 実態調査に寄せられた検査を求める切実な訴え
現在、RSウイルス感染症が猛威を振るっており、子どもたちの健康に深刻な影響を及ぼす懸念の声が出されています。このRSウイルス感染症について保育現場の実態や見解を、大阪府保険医協会の評議員で、小児科医師である春本常雄氏が独自に調査に取り組まれましたので、お話を伺いました。聞き手は編… -
今なお続くアスベストの健康被害 埋もれている患者のために知ってほしい注意点
[caption id="attachment_10046" align="alignright" width="125"] 大阪府保険医協会 理事 水嶋 潔 氏[/caption] 建設現場でアスベストを吸い込み、肺がんや中皮腫などの健康被害を受けたとして行われていた「… -
【子ども医療費】「自己負担免除」救済措置の実現を 実態調査で自己負担がもたらす影響明らかに
大阪府では「子ども医療費助成制度」がありますが、1回500円の自己負担が設けられています。しかし、全国的には自己負担が設けられていない地域が少なくありません。特にコロナ禍で苦しい経済状況に追い込まれている世帯では、自己負担の存在が受診控えに繋がっている可能性があります。この「自己… -
コロナ禍で高まる「無低診」の価値
「無低診」を知っていますか 日本では国民皆保険制度が整備されており、全ての国民は原則公的保険に加入しています。しかし、経済的な困窮を理由に必要な医療を受けられない患者は少なくありません。特に、現在は新型コロナ禍を契機にした失業等による影響も深刻であり、生活保護も申請のハードルが… -
「面談」は保険医の大切な権利 廃止がもたらす審査の画一化への懸念
再審査請求に関して「面談による異議申請」が今年の4月から原則廃止されるという通知が出されました。面談による異議申請は全国でも大阪独自の制度であり、大阪府保険医協会には、会員医療機関から存続を求める声が多く届けられています。そこで、会員医療機関にインタビューを行い、廃止がもたらす問… -
面談は運動による歴史的成果 国民皆保険確立と共に歩んだ「審査の民主化」
[caption id="attachment_9592" align="alignright" width="175"] 都島区 辻 一省 氏 ・1955年に辻医院を開業 ・1979年~94年に大阪府保険医協会理事歴任 ・医師会では日医代議員、大阪府医理事を歴任[/… -
多様な介入認め、地域医療発展を
[caption id="attachment_9482" align="alignright" width="166"] 厚労省に提出した要望書抜粋[/caption] 昨年11月16日に社会保障審議会の介護給付費分科会にて、訪問看護ステーションにおける理学療法士等の割合… -
「総合区制度」及び「広域行政一元化」への疑問 組織再編という不毛な旗印
2020年11月1日に、いわゆる「大阪都構想」の是非を問う2度目の「大阪市廃止・特別区設置住民投票」が行われ、反対多数で再度否決されました。しかし、大阪維新の会は、反対の民意を無視するかのごとく今年2月の議会にて、24行政区を8総合区に再編する条例案「広域行政一元化・総合区案」を…