大阪府保険医協会は、10月27日投開票の衆議院選挙に向けて、主に7つの重点要求を掲げて取り組みを進めています。
7つの重点要求
- 現行の健康保険証廃止を撤回すること
- 医療機関が安定的に経営を行えるよう、基本診療料を大幅に引き上げること
- 長期収載医薬品の選定療養化、医薬品の「保険外し」を中止すること
- 地域医療の担い手を閉院・廃業に追い込む強引な医療DX推進を見直すこと
- 75歳以上患者3割負担の対象拡大の計画を断念し、患者負担を軽減すること
- 大阪・関西万博を中止し、被災者支援を優先すること
- 軍事費増大から医療・社会保障費の拡充に抜本的に転換すること
先日実施した政党アンケートでは、9つの政党(自民、公明、維新、立憲、共産、国民、社民、れいわ、参政)に現行の健康保険証の廃止について賛否と意見を聞き、6つの政党から回答がありました。また斉藤和則政策部長が、軍事費より社会保障費を増額し、国民の医療を守るため「憲法を活かした いのち・くらし最優先の政治への転換を求める」政策部長談話を発表しました。
斉藤和則 政策部長談話 2024.10.10
憲法を活かしたいのち・くらし最優先の政治に転換せよ