カテゴリー:保険医新聞掲載
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編集者/著述家 江 弘毅
わたしは『「うまいもん屋」からの大阪論』など大阪の街場について書いたり雑誌を編集してきたりしてきたが、読者の間に「新刊の大阪の街についての視点は面白くて同意できるが、江はまだ反維新なんだろうか」のようなことをSNSに書き込まれることがある。悲しすぎると…
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西内洋行のトライアスロンのススメ
第2回 国際大会の舞台裏
あるフランス人選手が、レース後私のところに、「お前、何で押してきた?」といきなり喧嘩腰で詰め寄ってきました。
トライアスロンのオリンピックを目指していた私は、当時距離の短いオリンピックディスタンス(総合51.5㎞)…
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この『大阪保険医新聞』の5月合併号まで「うま安、大阪名物」の連載を書かせていただいていたが、今号から「街場から考える都構想」という連載を引き受けることとなった。
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作家寄席集め 第24回 小松左京(後編)/恩田雅和
56年前に出版されたSF長編小説『復活の日』で、現今の新型コロナウイルス感染拡大によるパンデミックをすでに小松左京(1931~2011)は予告していました。
第三高等学校に通っていた時、小松は京都にあった寄席「富貴亭」を知り…
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フリージャーナリスト 幸田 泉
大阪都構想は「二重行政の解消」と「ニア・イズ・ベター」が看板だ。政令指定都市の大阪市を廃止するので「大阪府と大阪市の二重行政が無くなる」。人口270万人の大阪市を60万~70万人ぐらいの特別区に4分割するので、「人口規模が小さくなり市民の声が行政…
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西内洋行のトライアスロンのススメ
第1回 フィニッシュすれば皆勝者
水泳(スイム)、自転車(バイク)、ランを続けて競技するのがトライアスロンという競技。
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フリージャーナリスト 幸田 泉
大阪都構想は最初、大阪市を五つの特別区に分割する案だった。これが2015年5月に行われた大阪市民の住民投票で否決されたので、今度は四つに分割することになった。
このように大阪市を幾つに分割するのかなど大阪都構想の設計図である「特別区設置協定書」…
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作家寄席集め 第23回 小松左京(前編)/恩田雅和
1964年8月、日本SFシリーズの先陣を切って早川書房から刊行された小松左京(1931~2011)の長編小説『復活の日』の第1部に、次のような一節があります。
「ほとんど毎年大小の規模でくりかえされている各種のタイプのインフ…
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大阪市を廃止して特別区に分割する「大阪都構想」は、大阪発の地域政党「大阪維新の会」(以下、維新と言う)の看板政策である。これは法律によって、大阪市民の住民投票で賛成多数にならなくては実現できないと定められており、2015年5月に行われた住民投票では僅差で否決された。
その一方で…
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作家寄席集め 第22回 徳田秋声/恩田雅和
自然主義文学の完成者と評された徳田秋声(1871~1943)は、代表的小説のいくつかに寄席に出入りする市井の人たちを描いていました。
明治41年、当時の国民新聞に連載され、「人生の現實に目を向けた殆んど最初のもの」と自身で述べた『新…
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