この度の日常診療経験交流会で、ランチョンセミナーを開催する事が決まりました。LOX-indexという、血液検査で脳梗塞・心筋梗塞発症リスクを評価する最新の指標があり、保険適応はありませんが、最近ドック健診などで利用されるようになっています。動脈硬化の初期段階を反映しており、今後10年以内の脳梗塞・心筋梗塞発症率に大きく関与しているそうです。
心疾患患者の約3割はLDLコレステロールが基準値以下で発症しているとの報告もあり、 LDLはリスクマーカーとしては十分とは言えません。新しいリスクマーカーとして利用されつつあるLOX-indexは、どのような機序で脳梗塞・心筋梗塞を予測できるのか、検査の信頼性はどのくらいあるのか、などを解説して頂きます。
【12 時 10 分~ 12 時 40 分 ランチョンセミナー】
「先制医療時代の脳・心血管病のリスク評価~発症を予測する~」
話題提供 NK メディコ株式会社 小川 健太 氏