放送日:2019.11.15(金)
9月から、全世代型社会保障についての検討会議が始まっています。全世代に関わる例として、今回はスイッチOTC医薬品と窓口負担の関係を取り上げます。
高齢社会の日本では、年金や医療など社会保障費が高齢者に偏っていることを理由に、高齢者の自己負担を増やそうとしています。
スイッチOTC医薬品をご存じですか?
本来、医師が出した処方箋が無いと渡せない医薬品があります。それらを処方箋(医師の指示)が無くても薬局で購入できるようにしたものをスイッチOTC医薬品と呼び、購入費用は所得控除が受けられます。
気軽に購入できる一方、病気を見過ごす可能性もあり、重症化して死に至るケースもあります。病気の治療にはやはり、医師の診断、医師と薬剤師の連携が大切だと考えます。
病院で花粉症の薬を出してもらえない!?
2019年8月、健康保険組合連合会が花粉症の薬を医療保険の適用から外すことを提言しました。耳鼻科や眼科に行っても薬が出なくなる可能性があるのです。アレルギーの病気は様々な合併症にも繋がるため、医師の診断が必要です。
【署名にご協力ください】
国民医療改善に向けて、署名に取り組んでいます。ご協力頂ける方は、下の署名を印刷して大阪府保険医協会までお送りください。複数枚ご入用の方は保険医協会までご連絡ください。署名用紙をお送りいたします。
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