【内科研究会】慢性心不全患者に対する緩和ケア(会場50名/ウェビナー)

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日時
03月18日 14:00~16:00

場所
M&Dホール
大阪市浪速区幸町1-2-34
大阪府保険医協同組合会館 5F


※特に表記が無い場合、会員医療機関様対象となります

  • 日時 3月18日(土) 午後2時~4時
  • 会場 M&Dホール ※会場定員50名 Web参加可
  • 主催 大阪府保険医協会 内科部会(担当:和田)

※府医「生涯研修制度」対象予定(2単位、コード- 4、13、80、81)

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慢性心不全患者に対する緩和ケア 
弓野 大 氏(医療法人社団ゆみの 理事長) ※別会場よりリモート講演

心不全は、心臓をふくめた全身の臓器障害を引き起こす症候群であり、根治的治療が困難となる慢性疾患であるため、心不全医療を考えるうえで、病院医療とともに、生活の場に近い地域での「LIFE:生命、生活、人生」を考えた医療介護体制の構築が必要となる。

心不全の緩和ケアにおいては、「苦痛の予防」の意識をもつことが必要である。呼吸困難や全身倦怠感などの身体的な症状だけではなく、社会的・精神的・スピリチュアルな側面から構成されるトータルペインであることを理解し、包括的な全人的ケアを行わなければならない。この中でも、社会的苦痛の理解は重要であり、長期療養の可能性や突然死も否定できないなど、予後予測が困難であるが故に、1) 介護負担と家族関係の問題 2) 療養場所の選定の問題 3) 経済的な問題 4) 地域コミュニティの問題 が挙げられる。また、患者・家族・医療従事者の話し合いを通じて、あらかじめ患者の価値観を明らかにし、これからの治療・ケアの目標や要望を明確にするプロセスであるアドバンス・ケア・プランニング「ACP」、そして「代理意思決定者の選択」を行うことも重要となる。

本講演では、これからの時代にどのような医療が求められているか、皆さまと一緒に考えることができれば幸いである。

 


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