医療現場から見える貧困③~安心の医療をつくる

2011年2月放送 映像3分17秒

今回からシリーズでお伝えする「医療現場から見える貧困」。医療や患者さんの実情について、さまざまな角度から見つめます。

今月は、安心できる医療を提供するため、医師たちが活動している様子をお伝えします。

大阪府保険医協会副理事長、中野明弘医師は言います。

「医師は、自らの医療技術・知識を、地域の患者さんたちに還元したいと思っている。ところがいま、その手前で問題が起きている。

先日も、ケガをした患者さんが生活のために無理して働き、亡くなられた。本来ならば、安静が必要な状態だったのに・・・」

※健康保険証が無くて受診できない…という患者さんが増えています。

患者さんが病院や診療所の窓口で支払う医療費(=医療費窓口負担)。患者さんの負担を軽減するため、医師たちが署名活動を行っています。

大阪府下の医療機関へアンケート調査を実施したところ、貧困のため受診できない患者さんが多いことが分かりました。

いつでも安心して受けられる医療・介護の実現を求める請願署名。ここには「高齢者が安心して医療が受けられる制度にしてください」と書かれています。

いま高齢者はもちろん、誰もが不安を抱えながら生活しています。安心して受けられる社会保障、仕事や勉強が出来る環境づくりが大切だと、私たちは考えます。

病気を治すためには、早期発見・早期治療が大切です。

大阪府保険医協会では、医療機関で支払う治療費の患者負担を大幅に軽減するべく、署名活動を行っています。
お近くの医療機関で署名用紙を見かけたら、ぜひご協力をお願いします。