No.67 新型コロナウイルス感染症にかかる各種検査に関する取扱いについて

質問①COVID-19が疑わしい有症状者について、唾液を用いた検体により抗原定性検査を行い確定診断に用いることができるか。

「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)病原体検査の指針(第4版)」では、抗原定性検査において、唾液検体は用いることができないとされています。唾液検体について、抗原定性検査と抗原定量検査では取扱いが異なりますのでご注意下さい。抗原定性検査において、鼻咽頭・鼻腔検体では、発症初日から用いることができますが、10日目以降で陰性の場合には、臨床像から必要に応じて核酸検出検査や抗原定量検査を行うことが推奨されています。

無症状者に対する抗原定性検査は、鼻咽頭・鼻腔検体であってもリアルタイムRT-PCR法等と比較し感度が低下する可能性があるため、確定診断として用いることは推奨されていません。(下表参照)

質問②新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスを1つのキットで同時に診断可能な抗原迅速診断キット(例「クイックナビ-Flu+COVID19 Ag」等)を用いて検査を行った場合、SARS-CoV-2 抗原検出(600点)及びインフルエンザ抗原定性検査(139点)をそれぞれ算定することができるか。

保険適用として認められた1つのキットを用いて新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスの抗原検査を同時に行った場合は、それぞれの検査点数を算定するのではなく、「SARS-CoV-2・インフルエンザウイルス抗原同時検出」として、マイコプラズマ抗原定性(免疫クロマト法)の所定点数4回分を合算した点数(600点)を準用して算定します。


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