No.8 投薬


①ベンゾジアゼピン受容体作動薬の処方について、どのような変更があったのか。

不安の症状又は不眠の症状を有する患者に対するベンゾジアゼピン受容体作動薬の処方について、2018年4月1日以降の処方を対象として、1年以上連続して同一の成分を1日当たり同一用量で処方した場合、処方料及び処方箋料に減算規定が設けられました。1年以上の長期処方に該当し減算となるのは、早くて2019年4月1日以降となります。

②ベンゾジアゼピン受容体作動薬とは何を指すのか。

エチゾラム、ジアゼパム、ゾピクロン、ゾルピデム酒石酸塩などが該当しますが、PMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)のHP「ベンゾジアゼピン受容体作動薬の依存性について」などもご参照下さい。(平成30年3月30日厚労省事務連絡一部改変)

③マイスリー錠、アモバン錠等は非ベンゾジアゼピン系薬剤であるが、対象となるのか。

対象となります。これらは非ベンゾジアゼピン系薬剤ですが、ベンゾジアゼピン受容体作動薬となります。

④定期処方から屯服への変更は、同一の1日当たり用量を継続して処方することになるのか。

継続処方とはなりません。

⑤ベンゾジアゼピン受容体作動薬の長期処方は、1日当たり用量が同じでも、分3から分2への変更など用法を変えた場合は継続処方とならないのか。

1日当たり用量が同じなので継続処方となります。

⑥「不安又は不眠に係る適切な研修」または「精神科薬物療法に係る適切な研修」を修了した医師が処方した場合は長期処方に該当しないとされているが、それぞれ何を指すのか。

「不安又は不眠に係る適切な研修」については、現時点で日本医師会の生涯教育制度における研修(日医eラーニングを含む)において、CC69「不安」又は20「不眠」を満たす研修であって、プライマリケアの提供に必要な内容を含むものを2単位以上取得した場合をいいます。「精神科薬物療法に係る適切な研修」については、現時点で日本精神神経学会又は日本精神科病院協会が主催する精神科薬物療法に関する研修をいいます。ただし、精神科の臨床経験5年以上を有する状態で受講した場合のみ該当します。(平成30年3月30日厚労省事務連絡)

⑦適切な研修を修了した医師が行う処方の場合、研修を受けた旨をレセプトの摘要欄に記載することは必要か。また、届出の必要はあるか。

レセプトの記載は求められていません。届出の必要もありません。

ページ上部へ戻る