No.60 インフルエンザの予防接種時の初再診料の考え方/労災と健康保険の同日受診時の初診料の考え方/診療・検査医療機関の時間外加算

インフルエンザの予防接種時の初再診料の考え方

質問①自費のインフルエンザ予防接種と同時に行った保険診療の初・再診料の徴収はどうなるか。

自費のインフルエンザ予防接種の料金設定をどのようにしているかが問題となります。例えば、診察料を含んでいない料金設定にしているのであれば、同時に行った保険診療の初・再診料は算定が可能と解されます。逆に診察料を含んだ料金設定という事であれば、保険診療での初・再診料は算定できないということになります。なお、公費でのインフルエンザ予防接種時の考え方については、『大阪保険医新聞』2020年11月5日号の「保険診療 虫めがねNO.60」を参照して下さい。

労災と健康保険の同日受診時の初診料の考え方

質問②以下の例の場合で労災保険と健康保険の初診日が同一日の場合それぞれ算定はどうなるのか。

例1 労災と健保で同一の診療科を受診した場合

健康保険の方では初診料は算定不可となり、労災保険で初診料を請求することとなります。

例2 労災と健保で違う診療科で医師も違う場合

健康保険の方では2科目初診料(144点)を算定し、労災保険で初診料を算定します。

診療・検査医療機関の時間外加算

質問③発熱患者の診療・検査を行う「診療・検査医療機関」(仮称)として指定された医療機関において標榜時間外や休日・深夜に発熱外来の診療体制を取り、発熱患者さんを診察した場合の初・再診料の時間外等加算はどう考えればよいか。
※「診療・検査医療機関」(仮称)とは、発熱患者等の相談又は診療・検査可能な医療機関として都道府県が指定する医療機関です

  • 標榜する時間以外⇒時間外加算
  • 午後10時~午前6時の間⇒深夜加算
  • 日曜日・祝日等の休日(深夜を除く)⇒休日加算

をそれぞれ算定できます。
 (令和2年10月30日厚労省事務連絡・新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取り扱い29より)


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