【新型コロナ】府「ワクチン優先接種」始まる 一般医療機関は4月中旬以降予定

大阪府内で新型コロナワクチンの医療従事者向け優先接種が3月8日から開始されました。大阪府は接種を希望する約31万人を7段階に分け()、その優先順に接種を進めています。

まずはコロナ患者受入病院から接種が始まっており、診療・検査医療機関を含めた一般の医療機関は接種が4月中旬以降になる予定です。しかし、接種希望31万人に対して、ワクチンの確保は遅れており、接種開始はさらに延期される可能性があります。

接種に際しては、接種希望者に予約票及び予約コードが送られてきたうえで、府のLINE予約システムまたは電話予約で希望病院・日時を確定し接種を受けることとされています。しかし、現在個人情報利用の問題で府のLINE利用は一時停止中であり、ワクチン予約システムのLINE利用可否についても現在検討中となっています(3月24日現在)。

追加調査実施予定も見通しは不明

また、ワクチン優先接種希望者の調査については年明けの1月に行われており、情報不足のなかで申し込みが間に合わなかった医療機関は少なくありません。府は「今後追加調査を実施予定であり、新たに希望者がいる場合は、その際に改めて申請を」と呼びかけています。しかし、ワクチン確保が遅れる中で、追加調査時期の見通しも未だに立っていません。情報がわかり次第、保険医協会からも情報提供を行います。


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