2020年診療報酬改定Q&A(第3回)

リハビリから処置までの主なQ&Aを記載しています。個別点数の解説は割愛しておりますので、『点数表改定のポイント2020年4月』をご参照ください。具体的なページは各標題右に示しております。

【リハビリテーションの通則】 P304

質問①リハビリテーション実施計画書や、疾患別リハビリテーション実施にあたっての取扱いに変更はあるか。

以下のとおり変更されている。

ア  計画書は、リハビリテーション開始後原則として7日以内(遅くとも14日以内)に作成することとされた。

イ  計画書の作成前に疾患別リハビリテーションを実施する場合には、実施するリハビリテーションについて医師の具体的な指示があった場合に限り、疾患別リハビリテーション料を算定できるとされた。

ウ  従来は計画書の内容を患者又は家族等に説明し、その要点をカルテに記載することとされていたが、計画書の内容を説明することに加え計画書を交付することが必要となり、カルテに添付することとされた。

質問②リハビリテーション実施計画書の様式(別紙様式21から別紙様式21の5)に変更はあるか。

別紙様式21に統合され、ADL項目としてFIM又はBIを必ず用いる等、内容が変更された。

質問③リハビリテーション総合実施計画書の様式(別紙様式23から別紙様式23の4)に変更はあるか。

別紙様式23に統合され、ADL項目としてFIM又はBIを必ず用いる等、内容が変更された。また別紙様式23の前半部分(1枚目)はリハビリテーション実施計画書の別紙様式21と同じ内容とされた。

【I012 精神科訪問看護・指導料】 P349

質問④精神科訪問看護・指導料の看護師等が記録するものに、月の最初の訪問看護・指導時におけるGAF尺度により判定した値が追加されたが、記録に際し様式やチェックリスト等は定められているのか。

定められていない。判定した値が記録されていればよい。

【I012-2 精神科訪問看護指示料】 P355

質問⑤精神科訪問看護指示書の様式に項目が追加され、複数名訪問の必要性がある場合に、指示書にその理由を選択して記載することとされたが、2020年3月31日以前に交付している指示書について、改めて新たな様式の指示書を交付する必要はあるか。

2020年3月31日以前に指示書を交付している場合については、新たな様式による指示書の再交付は不要である。(令和2年3月31日厚労省事務連絡・一部改変)

【J038 人工腎臓】 P384

質問⑥人工腎臓の慢性維持透析を行った場合はどのように変更されたのか。

下表1の通り変更された。

質問⑦同月中にHIF-PH阻害剤を院外処方した期間としていない期間がある場合、算定する区分はどうなるのか。

院外処方している期間は下表1のニ、ホ、ヘの区分で算定し、院外処方していない期間は下表1のイ、ロ、ハの区分で算定する。

質問⑧同月中にHIF-PH阻害剤を院外処方あり・なしの点数が混在しても問題ないのか。

問題ない。

質問⑨他院でC102在宅自己腹膜灌流指導管理料を算定している患者について、自院においても週1回人工腎臓を算定できることとされたが必要な要件はあるか。

レセプトの摘要欄にC102在宅自己腹膜灌流指導管理料を算定している医療機関名を記載することが必要となる。

【J129 義肢採型法~ J129-4 治療用装具採型法】 P395

質問⑩義肢装具、治療用装具、採型法について変更はあったか。

実際の義肢装具、治療用装具の採寸、採型のあり方を踏まえて、J129~J129‐4の名称、項目が下表2のように変更された。

質問⑪フットインプレッションフォームを使用して装具の採型を行った場合はどの点数を算定するのか。

 J129‐4治療用装具採型法の「3 その他(1肢につき)」(200点)を算定する。


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