辺野古米軍基地の建設は中止を!「あきらめない・くじけない・ぶれない」沖縄の民意

沖縄辺野古米軍新基地建設の是非を巡る県民投票の結果が出た。有権者総数の52%強が投票所に足を運んだ。先の県知事選で玉城デニー氏が獲得した票数を上回る、新基地建設反対の意思が72%の圧倒的多数で示された。

今回の県民投票の意義は、米軍基地を作らせない、普天間基地の撤去、辺野古の自然を守る、自治権・民主主義を守る、沖縄から日本全土・全世界に平和のメッセージを発信し連帯する、総じて県民の強い団結力を確認する闘いであった。

安倍自公政権が主張する「世界一危険な普天間基地を早期に撤去するために、辺野古新基地建設は必要である」というごまかしは通用しなかった。それでも「県民投票の結果は、辺野古の海の埋め立てには影響しない」と言い放つ政府は、政権の墓穴を掘っていることを悟るべきだ。

2 月22日に沖縄入りし24日まで、地元や全国から駆け付けた医療関係者と時間を惜しみながら精力的に行動を共にした。住民の熱気あふれる思いを肌で感じ、基地をなくし平和な沖縄を実現し、経済的に発展していくのだという強固な意思に触れ感動した。

政府は、今度こそ民意を尊重し新基地建設は断念すべきである。しかも辺野古には、最深90メートルの海底に超軟弱地盤があることが分かり政府も認めた。また作業船は70メートルまでの地盤工事が限界で、世界的にも前例のない工事となる。そこに7.7万本の杭を打ち込む気の遠くなるような計画である。試算2.5兆円という税金を投入し、長期間をかけて米軍基地を作る必要は全くない。

宣伝行動の中で、差し入れをくれたご老人、車から手を振って意思表示する人々、「『沖縄県民はあきらめてはいけない』ということを、マイクで訴えてほしい」と涙ながらに話されたご婦人など、命を守り平和が大切と訴えてきた保険医協会として、これまでに経験したことがないような勇気をたくさんいただいた。

県民投票の結果で問われているのは、民主主義と地方自治、そして憲法を踏みにじり、基地と背中合わせの不安な生活を、子や孫の代まで県民に強制することは許されないということである。同時に本土の私たちは、この示された沖縄の人々の意思を積極的に受け止め、憲法を基盤とする平和な日本を創造するために真剣に考え行動することである。


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