社会保障発展させる協会らしい闘いの方針固めよう―評議員会・総会を前に


長くて厳しく命の危険すら感じた酷暑が過ぎようとしています。連日の診療、大変ご苦労様です。また先般の大阪北部地震や西日本豪雨災害では少なくない数の診療所や患者に被害が出ました。当協会にも心温まる見舞金の申出を多くの先生方からお寄せいただきました。御礼申し上げます。

また困った時はお互い助け合おうと、熊本、福島、岩手各協会から当協会へ、励ましの言葉と支援のお見舞い金をいただきました。全国の協会は1つという心強い思いを共有できたことも、お伝えしたいと思います。

さて、このような団結を原動力として、この秋全国で取り組まれる社会保障を充実させる闘いを、大阪府保険医協会から力強く推進していきたいと思っています。

〝社会保障の充実なくして、国民の安心・安全な暮らしはない〟は自明の理ですが、国家予算の配分においては軽視され続けています。社会保障給付費の9割弱は社会保険(年金保険、医療保険、介護保険、労働保険)が占めていますが、年金は減り、医療・介護保険料の負担増を国民に押し付けているのが実態です。公的扶助、社会福祉、公衆衛生予算は微々たるものです。憲法25条が泣いています。政権の政策の基本に据えさせなければなりません。

秋の大運動にご協力を 

政府・厚労省に対して保険医協会・保団連は繰り返し、医療・介護・福祉分野の改善を粘り強く要請し続けています。具体的には今春の診療報酬・介護報酬同時改定に見られた、現場の実態を無視した容認できない不合理な点数を分析し、技術料である基本診療料の抜本的改善を求めます。また「学校健診後治療調査」で明らかになった学習する権利、教育を受ける権利を奪う原因を除去するため、窓口負担軽減・免除から眼鏡・補聴器の支給まで、視野を広げた運動にも取り組みます。

さらに今月から矛盾だらけの医療制度に対する患者の認識を深めるため「患者負担はもう限界!」とクイズリーフを使った患者・職員との対話を広く呼びかけます。同時に生きているのが辛くなるほどの高齢者窓口負担増に反対する3万筆署名に取り組みます。

医療を良くする大きな世論づくりは、職員にも協力してもらいクイズリーフや署名用紙を院所の目立つところに置くなど、協会会員が一歩踏み出す行動に掛かっています。また患者は医師が立ち上がることを、首を長くして待ち望んでいます。秋からの大運動を、評議員会、総会を期してスタートします。ご協力何卒よろしくお願いします。

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