「高点数の指導選定」中止へ ~「2023年度まで中止」協会要請一部実現

新型コロナ感染症の感染拡大が続く中、厚労省は来年度以降の指導監査等の実施方針を示す事務連絡を1月18日に発出しました。保険医協会が求めてきた「個別指導において高点数を理由にした選定の中止」も時限的でありますが盛り込まれており、協会の要請が一部実現された形です。

1月18日に厚労省保険医療局医療課医療指導監査室は地方厚生(支)局医療課宛に「令和3年度における指導監査等について」の事務連絡を発出しました。

この事務連絡で「2023年度まで高点数を理由にした個別指導は実施しない」という方針が示されました。

なお、集団指導及び集団的個別指導は「実施する」としていますが、資料配布や動画配信でも可能とされました。また、適時調査についても原則中止となっています。

元々、大阪府保険医協会は「レセプト1件当たりの平均点が高い医療機関を対象とする集団的個別指導等は保険診療の改善に結びつくものではなく、むしろ医療機関の萎縮診療をもたらすように働くため、高点数を理由にした指導などは廃止すべき」と求めていました。

また、全国保険医団体連合会は、昨年12月16日に「新型コロナ禍の中で高点数を理由にした個別指導の実施はやめるよう」厚労省へ要請を行っていました(大阪府保険医協会も同時に要請)。今回の決定は、そうした要望が一部実現したものとなります。

会員医療機関からは、新型コロナウイルス感染症への対応に追われる中で、診療報酬の臨時的取り扱いに関する事務連絡が次々と発出され、対応に苦慮しているとの相談が協会に寄せられています。大阪府保険医協会としては、引き続き医療機関へ配慮を行うよう国などに求めていきます。先生方のご意見を、保険医協会までお寄せください。


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