「出直しクロス選」に道理はない/まともな府・市政を取り戻す絶好のチャンス (理事長談話)


「出直しクロス選」に道理はない
まともな府・市政を取り戻す絶好のチャンス

 今回の府知事・市長ダブル選挙は「出直しクロス選」という呼び方もされていますが、大阪府民・市民はだれも出直し選挙を望んでいません。松井知事と吉村市長がそのまま出馬し、仮に当選したとしても任期が11月と12月までとなります。そのため知事と市長を入れ替わって立候補するといいますが、これほど有権者を馬鹿にした、地方自治を愚弄する暴挙は前代未聞です。自治体の長としての責務を投げ出して、「大阪都」構想をごり押しするために党利党略の首長選挙に持ち込んだというのが事の本質です。
 
 「今任期中に住民投票を実施」という密約を公明党と交わしていたことを松井知事が昨年末に暴露しました。合意文書は2017年4月17日付で、こうした密約がなければ「都」構想が実現しないことを、2年前の時点ですでに認めていたことを知事自らが証明しています。そもそも「都」構想は2015年5月17日の住民投票で否決されて決着済みです。

 大阪維新の会は住民投票の結果をまったく受けとめず、住吉市民病院廃止や地下鉄民営化、公共施設を更地にして民間企業に売却するなどの住民サービス切り捨てを推し進めてきました。民意を無視したトップダウンの府・市政をこれ以上許してもいいのでしょうか。ギャンブル依存症を増大させるIR・カジノ誘致や無駄な巨大開発など絶対に許してはなりません。大阪らしい、みんなが喜ぶ街づくりをめざそうではありませんか。

 「出直しクロス選」にまったく道理はありません。10年以上続いた医療や福祉切り捨ての維新政治を今度こそ終わらせて、まともな府・市政を取り戻す絶好のチャンスです。今こそ「維新政治を終わらせよう」の声を広げに広げ、共同の輪を急速に拡大することを心から呼びかけます。

2019年3月12日
大阪府保険医協会
理事長 高本英司

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