医療現場から見える貧困~②医療から遠ざける国保広域化

2011年1月放送 映像3分17秒

医療現場から見える貧困。今回はシリーズ第2弾。歯科医療の現場から、患者さんの実態をお伝えします。

大阪府下、約1000人の歯科医師にアンケート調査を行いました。

  • 複数の歯の治療が必要だが、お金が無いので1本だけ治療して欲しい。
  • お金が無いため、子供二人のうち今回は一人だけを治療して欲しい。
  • 資格証や短期保険証でとりあえず痛みのある歯だけを治療し、後日生活保護を受給してから改めて治療再開された患者さんがいる。

さらに患者を医療から遠ざける「国保の都道府県化」の動きが、国民健康保険から出ています。 国民健康保険(国保)の都道府県化(=国保の広域化)の問題点

  • 保険料の値上がり(大阪では一世帯あたり2万円以上上がると試算されている)
  • 各市町村が実施している減免制度が無くなる
  • 今以上に保険料を払えない家庭が増え、 保険証の取り上げや短期証発行が増えると予想される

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国民健康保険は、誰もがいつかは加入する制度です。国民健康保険証は国民にとって最後の命綱です。 私たちは、保険料の値上げや、保険証の取り上げに繋がる国保の広域化に強く反対しています。 大阪府歯科保険医協会では、医療機関で支払う治療費の患者負担を大幅に軽減するべく、署名活動を行っています。お近くの医療機関で署名用紙を見かけたら、ぜひご協力をお願いします。